らんしゅうの飼い方について紹介します。
らんちゅうを飼育する為に必要になる道具は色々な物がありますが、酸素を供給する為のエアポンプも必要不可欠な物です。
エアポンプがなくても、酸素は水面から溶け込んで水の中に入ってくるのですが、やはりそれだけでは不十分です。特に夏場は冬の10倍もの酸素が必要だと言われています。酸素が少ない状態になると、らんちゅうは衰弱し、病気になりやすい体になってしまいます。このような状態を避けるため、エアポンプを使って十分に酸素を送りこみ、同時に青水を使うことをお勧めします。青水には、酸素を発生させる植物プランクトンが多く含まれています。青水とエアポンプを使えば、酸欠になる心配はまずありません。
エアポンプは酸素を供給する働きだけだと思っている人も多いかと思いますが、エアポンプの働きはそれだけではありませんよ。エアポンプによって水流を発生させることにより、水の中の温度差がなくなり、水質の悪化を防ぐ働きもあります。ですがこの水流、強すぎると逆にらんちゅうに悪影響を与えることになるので注意が必要です。らんちゅうは水流が起こると動きが活発になり、体の形が崩れることになってしまいます。また、尾がしっかり形成されていない稚魚にエアポンプを使うと、尾の形成に影響を及ぼしてしまうといった見方もあるようです。エアポンプを使用する場合は、このような悪影響を及ぼすこともあるということを忘れずに注意して使用するようにしましょう。
どんなに愛情こめてらんちゅうを飼育していても、大切ならんちゅうが病気になってしまうことは少なくありません。らんちゅうに多い病気といえば「えら病」なのですが、その他にも様々な病気がありますよ。
最近増えているのが「松かさ病」という病気です。ウロコが松かさのように斜めに立って、体の中から膨れたような感じになります。エロモナス菌によるものだと考えられていますが、はっきりした原因はまだ解明されていないのが現状です。感染力は弱い病気なのですが、一度かかってしまうと慢性化し、完治させることは難しい病気です。薬を使うとしたら「パラザンD」や「エルバージュ」ですが、大きな効果は期待できないでしょう。予防法として、水質管理をしっかりしてやることがあります。
「白点病」もらんちゅうに多い病気です。 水温の変動が激しい時期におこりやすく、春や秋に多い病気です。体の一部分に白ゴマのような白点が見つかると、すぐに体全体に広がっていきます。症状が進むと皮膚が血走りただれてきます。早い段階で発見して塩水などで治療すれば完治できる病気ですので、毎日注意深く観察してやることが大切です。水温や水質管理の不手際によって起こる病気なので、発生しやすい時期は特に管理に注意しましょう。らんちゅうに良いとされる青水を使って飼育してやると、病気予防ができますよ。水質が変わる水換え時は、水温を少し高めにして設定して病気を予防してやりましょう。